短編集『成層圏の墓標』(光文社) に関して(まとめ情報)

短編集『成層圏の墓標』表紙カバー/帯有り・帯無し


短編集『成層圏の墓標』(光文社) が、4月23日(水) に発売されます。
書店によっては店頭に並ぶ日が少し遅れるかもしれません。ご了承いただければ幸いに存じます。

SFカーニバルでのサイン会には細かい決まりがあります。
今回は、他のイベントで行っているような、持ち込み本によるサインは行えません。
(持ち込み本によるサインは、別の機会をお待ちいただければ幸いです)
詳細は下記リンク先をご参照のうえ、ご参加ください。

■SFカーニバル 2025年/会場:代官山T-SITE
上田のサイン会は、4月26日(土) 12:15~13:00 のみです。日時をお間違えなきよう、よろしくお願いいたします)
 https://store.tsite.jp/daikanyama/sf-carnival2025/
 
 
その他、主に首都の各書店で、発売日に、若干、サイン本が並びます。
数は少なく、 どこの書店に入荷するのか、こちらでは情報を把握できません。
出会えたら幸運ぐらいの感覚で、よろしくお願いいたします。
確実にサイン本を入手したい方は、SFカーニバルのサイン会をご利用ください。
 
  
短編集『成層圏の墓標』収録作:
(2025.4.8 追記/オンライン書店などで目次が公開されたので情報を足しました)
(※下記の枚数表記は、依頼原稿の場合はその当時のもので、今回の収録にあたって、再推敲による若干の増減が生じています。いずれも、400字詰め原稿用紙換算の枚数)

●異形コレクション掲載作 (6作) (50枚×6作)
 初出時に見落としていた部分の修正、全体の構成の見直しなどを行いました。
 収録作:「化石屋の少女と夜の影」「ヒトに潜むもの」「封じられた明日」「成層圏の墓標」「車夫と三匹の妖狐」「ゾンビはなぜ笑う」

●「龙的后裔、吞星」の日本語バージョン (30枚)
 2024年に未来事務管理局が主催した科幻春晩 (春節SF祭り) を初出とする短編。初出は簡体字、日本語では今回が初公開という、いつもとは逆のパターンになりました。簡体字への邦訳を担当してくださったのは、武甜静さんです。初出時に見落としていた部分の修正を行いました。
 日本語版タイトルは「龍たちの裔、星を呑む」。
 宇宙を冒険する龍たちの物語。

●『地球へのSF』(ハヤカワ文庫)からの転載 (40枚)
 初出時に見落としていた部分の修正を行いました。
 収録作:「地球をめぐる祖母の回想、あるいは遺言」

●書き下ろし短編 (40枚)
 「天窓」

●書き下ろし中編 (180枚)
 「南洋の河太郎」

=合計10作収録。
日本語版「龍たちの裔、星を呑む」+書き下ろし短編「天窓」+書き下ろし中編「南洋の河太郎」=250枚となり、本邦初公開の作品が、短編集全体の半分弱を占める構成となっています。