トークイベントご視聴、ありがとうございました

2024年1月28日(日) の大矢博子さんとのトークイベント(第5回椙山文化フェスティバル/司会:長澤唯史教授)、ご視聴ありがとうございました。

2時間、あっというまに過ぎてしまいました。
語り損ねたことも多数ありますが、それらはまた別の機会に。
進行中、チャットや質問コーナーで様々なお声がけをいただき、本当にありがたかったです。心より御礼申し上げます。

今回ぐらいの進行ペースだと、「播磨国妖綺譚」シリーズだけで一回分のイベントを消費してもよさそうなので、第三巻が刊行されたときに、三冊分のまとめイベントをやろうかなと考えています。

イベントで話題が出た『はりま陰陽師紀行』(播磨学研究所:編/復刊ドットコム)は、 こちらでもリンクしておきます。この書籍は初版2006年ですが、2021年に復刊されたときに、下記のように表紙カバー画が一新されました。
https://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68329455
これまで悪役のイメージが強かった蘆屋道満が、静かな面持ちの凜々しい法師陰陽師として描かれた表紙カバー画です。奇しくも2021年は、『播磨国妖綺譚』シリーズ第一巻の単行本が発売された年でもあり、偶然にも、新しい蘆屋道満像とその式神の姿が、同じ年に同じく播磨の地から刊行されたのでした。

来年の4~6月頃には、SF系の短編集も一冊出るはずなので、できれば、そちら方面でも何かイベントを。

戦時上海三部作については、今後も、時々とりあげる予定です。作品そのものについても、作品外の史実に関しても、公の場では語っていないことが、まだまだたくさんあります。歴史とフィクションの関係が活発に議論されている現在、今後も言及し続けたい課題です。

『リラと戦禍の風』についてはニュースがひとつありまして、イベントでその話をするつもりだったのですが失念しておりました。時期を見て情報公開いたします。しばしお待ちを。