●10月に突入。昼間はまだ暑いけれど、夜がずいぶん寒くなってきました。
●マーガレット・アトウッドの『誓願』（早川書房）を読書中。電子版も同時発売というのはいいですね。おそらく、夜中の配信と同時に読み始めた方もいるはず。前作『侍女の物語』の初出から30年以上経っているとは思えないほど、読み始めると、すぐにあの世界に引き摺り込まれる。
ギレアド共和国の細部に、前作よりもさらに深く立ち入り、そこに住む人と外部に住む人の内面を書き綴る著者の目（思考）の解像度の高さよ……。これは、読み終えたら、一連のディストピア文学（今年は『鉤十字の夜』も出たし）と併せて語らないとね。
●中国の重慶にある「釣魚城SFセンター」が、すごいことになっている。アジア最大というよりも、これは既に世界最大の規模では。
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